成果報酬型SEO対策のメリット・デメリットとは?月額固定型との違いを解説
自分でできるSEO
2024.08.26
自社サイトで集客を行うためにSEO対策を利用される企業様は多いと思いますが、SEO対策には2つの料金形態があることをご存知でしょうか?
毎月決まった料金が発生する月額固定型と順位に応じて料金が決まる成果報酬型があり、今回は成果報酬型のメリットやデメリットとあわせて、月額固定型SEO対策との違いについて解説して行きます。
目次
成果報酬型SEO対策とは?
成果報酬型SEO対策とは、目標キーワードでの上位表示を目指し、上位表示された順位と上位表示された日数に応じて料金が算出される料金形態のことを言います。
表示される順位によって金額が異なることが多く、10~5位に表示された場合の金額より、1位に表示された場合の金額の方が高額であることが多いです。
そのため、10位圏内にランクインするまでは一切コストがかかりませんが、契約期間中の順位が1~5位など常に高順位である場合は、それだけ高い費用が発生する可能性があります。
また、初期費用がかかる場合も多くあり、対策するキーワードによっても変動しますが、5万~20万が相場とされています。
サービスを利用する条件や、契約期間など業者によって異なりますため、成果報酬を利用される際は自社の予算や目標とする順位を踏まえて慎重に検討することをおすすめします。
成果型報酬型SEOのメリット
成果報酬の特徴やメリットについて解説していきます。
短期間で効果を実感できる
成果報酬型では、効果の高い対策を行うことが多い為、3ヵ月や6ヵ月など比較的短期間での契約で始めることができますので、なるべく短期間での上位表示を目指している方には向いている対策となります。
無駄な費用が発生しない
成果報酬の最大の利点は成果が出るまで料金が発生しないという点です。
SEO対策は効果が出るまで3ヵ月~半年、長い場合だと1年ほどかかることがあります。そのため、月額固定と異なり上位表示されていない期間は実質無料でSEOを行うことができるため、上位表示されるまでは費用を抑えることができます。
外部対策(被リンク)ができる
成果報酬型のSEO対策では内部対策と外部対策の2つを行います。
どちらの対策もSEOを行う上で重要となる対策ですが、サイト構造や、サイトの利便性を改善していく内部対策は、Googleに評価されるまでに時間がかかるため、短期間での上位表示を目指す成果報酬ではあまり重要視されない傾向にあります。
そのため、成果報酬では外部対策を重視した対策を行うことが多いです。
外部対策は、他サイトに自社サイトのリンクを貼ってもらい、自社サイトを紹介してもらうことで、他サイトから紹介されるような信頼できるサイトであるとGoogleから認識してもらうことができ、結果的に評価が上がりやすくなります。
成果報酬型SEOのデメリット
成果報酬型SEO対策のデメリットや注意すべきことなどを解説します。
上位表示された場合の料金が高額
上位表示されるまでは無報酬で対策を行うことになるため、上位表示された際の報酬金額は1位や2位などより上位に表示されるほど高額な金額が設定されます。
そのため、成果報酬で支払う金額と上位表示したときに見込める利益が本当に釣り合うのか、しっかりと見極める必要があります。
契約終了後に検索順位が急落する可能性
契約期間中は、外部対策(被リンク)を中心とした対策を行うことになります。
また、契約終了時には外部リンクを外す業者がほとんどです。一度に多くの外部リンクが外れてしまうと、順位の下落に繋がる可能性があり、大きなリスクを背負うことにもなりますので注意してください。
被リンクによるペナルティ
成果報酬型SEO対策では、被リンクによる施策がメインとなりますが、Googleから評価される被リンクはあくまで自然で品質の高いものに限るため、質の低いサイトからの被リンクや短期間の間に被リンクを量産してしまうと作為的に検索順位の変動を図る行為とみなされる可能性があります。
これはGoogleが掲載している「ウェブ検索のスパムに関するポリシー」に違反することからペナルティの対象となる可能性があり、急激な順位の下落や、最悪の場合は検索結果の表示されなくなってしまうこともあります。
成果報酬型SEOと月額固定型SEOの違い
成果報酬型SEOの特徴やメリット・デメリットについて説明しました。ここからは月額固定型SEOとの違いについて解説していきます。
月額固定型SEOとは毎月決まった金額を支払うサービス形態となります。
成果報酬型SEOと比較して初期費用が安く設定されていることが多くいので初期費用のコストを抑えることができますが、上位表示されていない期間でも継続的な支払いが必要になります。
成果報酬型SEOは、10位圏内にランクインした場合のみ支払いが発生します。そのため、10位圏内に入るまでは無駄なコストを削減してSEO対策を行うことができますが、10位圏内、特に1~2位といった上位にランクインされた場合には、高額な支払いが発生します。
どちらのサービスが自社にとって最適かは実際に対策を行ってみないと分からない部分となってしまいますので、SEOを業者に依頼する場合は、サービス内容や料金をきっちりと把握した上で検討するようにしましょう。
まとめ
この記事では成果報酬型SEOの特徴やメリット・デメリットをそれぞれ解説しました。
成果報酬型SEOは上位表示されるまでは無報酬での対策が可能ですが、その分ペナルティを受けるリスクや、高額な料金が発生してしまうというリスクもあります。
実際に、上位表示だけを目的とした質の低い成果報酬型SEOサービスを提供する業者もいるという話もあります。SEO対策を業者に依頼する際は、十分にサービス内容を理解し、リスクも考慮した上で慎重に選ぶようにしましょう。
TONOSAMAでは成果報酬型SEO対策のプランもございますが、弊社のお客様のほとんどが月額2,400円~の月額固定型を利用されています。SEO対策を検討している方や、サービス内容について知りたい方など無料でご相談・お見積りしておりますので、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
自分でできるSEO編集部 (SEOコンサルタント)
SEO業界歴10年以上の知識と、4,000キーワードを超える豊富な実績で得たノウハウによる「自分でできるSEO」など役立つ情報や、対策実績を配信していきます。