月額固定型SEO対策と成果報酬型SEO対策の違いについて解説!

自分でできるSEO

2024.10.03

月額固定型SEOと成果報酬型SEOの違いとは?「月額固定と成果報酬の料金体系の違いってなに?」
「SEO対策を依頼したいけど、どっちがいいのか分からない」
などこれからSEO対策を実施しようと考えている方や、SEO業者の乗換えを検討している方に向けて、SEO対策の2つの料金体系を比較しながら、それぞれの特徴や違いについて詳しく説明していきます。

依頼するSEO業者によって対策費用は異なりますので、予算やサービス内容に合せて最適な業者を選ぶために、まずは月額固定型と成果報酬型の仕組みや違いについて理解していきましょう。

そもそも月額固定型SEO対策とは?

月額固定型SEO対策とは、毎月決まった料金でSEO(検索エンジン最適化)サービスを受けることができる料金体系のことをいいます。多くのSEO会社では、6ヵ月または、1年間の契約期間を設定し、契約期間中、順位の変動に関わらず固定料金を支払うことで、サイトの検索順位を上げるための施策を継続的に行います。

月額固定型では、対策するキーワードの調査やウェブサイトの内部の改善、外部リンク施策など、SEOにはかかせない対策が多く含まれています。実施する対策以外にも、毎月レポートを作成したり、定期的に顧客とミーティングを行い、戦略を見直し方針を固めていくコンサルなどのサービスを含んだ料金設定となっている業者もあります。
SEO業者によってはコンテンツSEOやサイトの修正に関しても別途料金で対応してくれるところもありますので、丸投げしたい方は、確認して見てください。

月額固定型は、効果が出るまで時間はかかりますが、成果報酬型とは違い、リスクなく対策することができますので着実にサイトを強化していきたい方は月額固定型SEO対策がオススメとなります。
また、あまり大きな費用をかけられない方や、予算に見合った対策を行いたい方にとっても月額固定型の方がオススメです。

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月額固定型SEO対策のメリットについて

月額固定型SEOのメリット・デメリット

予算を把握できる

月額固定型のメリットの一つは、毎月発生する費用があらかじめ決められているので、予算の見通しがた立てやすくなる点です。
急な追加料金も発生することもなく、成果報酬型のように上位に表示されると料金が高額になることもありません。
リスティング広告やSNS広告といった多媒体での施策と並行して行いやすいメリットがあります。

長期的に安定した対策ができる

また、月額固定型では長期的な対策が行われる為、最新の動向やトレンドに合せて効果的な施策を行うことができます。
もしサイトに些細な不具合や変化が見られた時も迅速に対応することができるので、サイト管理の負担やコストを削減することができます。

月額固定型SEO対策のデメリットについて

表示順位に関係なく費用がかかる

月額固定型SEO対策では、現在の順位が圏外であっても対策費用が発生してしまいます。
2年、3年と業者に依頼していても、なかなか上位表示できないこともあります。結果が振るわないと今までかけた費用が無駄になってしまうこともありますので、SEO対策を依頼する時は、業者選びを慎重に行うようにしましょう。

短期間での効果が見えにくい

長期的な対策が必要となってくるので、実際に対策を行ってもすぐには成果は現れません。一般的にSEO対策の効果が現れるのは4ヵ月~1年ほどかかると言われています。そのため、短期間で結果を出したいという場合は、月額固定型SEO対策は向いてない可能性があります。
即効性のある施策を行うことができない点がデメリットとなってしまいます。

成果報酬型SEO対策のメリットについて

成果報酬型SEO対策のメリット

上位表示するまでは対策費用がかからない

成果報酬型SEO対策では、指定したキーワードで対策を行っても、結果的に上位表示に至らない場合があります。
そうした場合、対策費用が発生しないので、無駄な費用をかけずに利用することができます。

対策するキーワードや難易度によって変わってきますが、成果が出るまで早くて2~3ヵ月と言われています。月額固定と違い、成果報酬では、上位表示されるまでの期間は3ヵ月でも6ヵ月~1年でも費用をかけずに対策を行っていくことができます。
月額固定で長い期間対策していたのに、結局上位表示されなかったときの無駄な費用が発生しない点が大きなメリットとなります。

ノウハウのあるSEO業者が担当

SEO業者は、成果を出さないと売り上げに貢献することができないため、上位表示に必要なノウハウを持った業者が責任を持って対応してくれます。また、対策するキーワードで成果が出せるか事前に調査を行った上で対策することも多いので、安心して任せることができます。

成果報酬型SEO対策のデメリットについて

料金が高額になる可能性がある

成果報酬型では上位表示された順位に応じて費用が発生しますが、1位~3位に表示された場合、業者は上位表示に至るまで無料で対策を行っていた分、高額な請求となる可能性があります。
特に競争が激しい業界やキーワードの場合、成果報酬が非常に高額になることがあり、予算の管理が難しくなることがありますので注意が必要です。実際に対策を行ってみないと、どれだけのコストがかかるのか不明瞭なので、最終的に予想以上の費用が発生するリスクも考慮する必要があります。

成果報酬型の場合は、1キーワードにかかるコストが分からないので、複数のキーワードで対策を行えば、その分費用の負担は増加します。そのため、成果報酬型では月額固定とは異なり、一度に多くのキーワードで対策を行うことが難しくなってきます。

ペナルティを受けるリスクがある

成果報酬型SEO対策の場合、業者は短期間で成果を出す必要があるため、外部対策(被リンク)をメインとした対策を行っているところがあります。
獲得した被リンクの数も評価の対象となっているので、ユーザーが「このサイトをおすすめしたい!」とクチコミなどに張られた被リンクの数が多いほど、ユーザーに信頼され、価値のあるコンテンツを提供しているサイトとして評価されますので、順位が上がりやすくなる可能性があります。
ただ中には、評価を上げたいばかりに、質の低い被リンクや不正を働いた被リンクを量産しているところもあります。こうした悪質な行為は、Googleから厳しいペナルティを受ける可能性があるのでリスクが伴います。

Googleからペナルティを受けてしまうと、せっかく上位まで上げたサイトでも、順位が急落したり、最悪の場合、検索結果にすら表示されない可能性もありますので、注意が必要です。

内部対策が手薄になる

短期間で成果を出すための施策を行うことが多い、成果報酬型ではSEO対策で重要となる内部対策が軽視される傾向にあります。
成果報酬型だと、月額固定型サービスには含まれてるSEO戦略やサイト全体の改善、コンテンツSEOといった長期的な取り組みが十分に行うことができません。
内部対策はSEO対策を行う上でも重要度が高く、キーワードの選定や内部リンクの構造・モバイルフレンドリーの他、コンテンツの質を向上させるためには欠かせない対策です。

成果報酬型は、短期間で効果を出すことを求められるので長期間での対策となる内部対策が手薄となります。外部対策だけを重点的に行ったとしても、短期的には順位は上がりますが、サイト全体の評価やユーザーエクスペリエンスは改善されないままになってしまいますので、持続的な効果を得ることが難しくなる可能性があることを理解しておきましょう。

【関連記事】
≫成果報酬型SEO対策のメリット・デメリットとは?

まとめ

成果報酬型SEO対策には上位表示されるまで費用がかからない魅力もありますが、内部対策が十分に行えない、ペナルティのリスクが伴うなどのデメリットが存在します。一方、月額固定型では、安定した予算管理や長期的な施策が可能ですが、短期間で効果を得ることが難しいです。

自社の目的や予算に合わせて、どちらが最適か検討してから、安心して任せられるSEO業者に依頼するようにしましょう。

弊社では、ペナルティのリスクが少なく、対策キーワードの自由度が高い月額固定型SEO対策をおすすめしています。
1キーワードのみでの対策や、2キーワード以上の複数での対策にも対応していますので、なるべく安い料金で気軽にSEO対策を始めたいという方は、お問い合わせください。

この記事を書いた人

自分でできるSEO編集部 (SEOコンサルタント)

SEO業界歴10年以上の知識と、4,000キーワードを超える豊富な実績で得たノウハウによる「自分でできるSEO」など役立つ情報や、対策実績を配信していきます。

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